【2012年4月27日 |
カテゴリー:税理士業務日誌 |
松田税理士事務所
】
© Alexandr Mitiuc
ブログを始めるときに、どんなブログサービスを使うのかというのは、長期的に運営するうえで非常に重要なことです。 なぜなら、後からそのサービス会社を変えるとなると、とても面倒な作業が必要だったり、または移行できないこともあります。ということで、本エントリーは、日本でブログするとしたらどこのサービスを使う?ということについて、書いていきたいと思います。ちなみに、僕はブログツールとしてMovableTypeというソフトウェアを使っています。MovableTypeには、有料版と無料版があります。
日本の主要なブログサービス
アメブロ(ameblo)
おそらく日本では、一番利用者が多いのではないでしょうか。僕もアカウントだけは持っています。 amebloの良い点として、読者がつきやすいという事です。ただ、読者といっても、あくまでアメブロにアカウントを持っている人同士の繋がりなので、ちょっと閉鎖的な気もします。 読者がつかないよりかはマシという考え方もありますが。
僕がアメブロを使っていない理由は、
- ブログ記事をエクスポートできない。他のサービスへ移行しようと思っても出来ません。「ブログ記事のエクスポート」機能がないとなかなか使いづらいです。
- 広告が邪魔です。広告を消すのに月額980円支払う必要があります。
- ドメインがサブディレクトリ型。アメブロのドメイン名は「http://ameblo.jp/利用者のアカウント名」となっています。サブディレクトリ型は一般的にSEOに弱いとされています。特に、グーグルの検索エンジンは、同じドメイン(http://ameblo.jp/~)でテーマが重複するブログがある場合は、上位2つのブログのにしか検索結果に表示されないようです。例えば、「東日本大震災 寄付金控除」というテーマの記事が、アメブロ内に100記事あっても、グーグルの検索結果に表示されるのは、上位2つのブログのみです。
- 独自ドメインが使えない。SEOを重視するとやはり、独自ドメインが一番いいのではないでしょうか。
その他の、ブログサービスとしては、
【2012年4月15日 |
カテゴリー:輸入ビジネス |
松田税理士事務所
】
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Pont des amours,Annecy |
先日のエントリー「ネット輸入ビジネス業者が押さえておくべき会計処理あれこれ」では、 輸入の会計処理について俯瞰的に書きました。本エントリーでは、もっと個別的な観点から書いてみたいと思います。具体的には、輸入仕入に関する仕訳処理、勘定科目とその消費税区分についてです。前提条件として、消費税課税事業者であり、100%課税売上用仕入である場合の話です。
まずは、弥生会計、EPSON財務応援ともに「輸入仕入」という勘定科目を新たに作成します。(勘定科目の作成は必須ではないですが、国内仕入とは別科目で管理されることをお勧めいたします。)
税抜処理を選択している場合・・・弥生会計
勘定科目 |
消費税設定項目 |
内 容 |
輸入仕入 |
課税対象輸入本体 |
商品本体 |
輸入仕入 |
課税対象輸入本体 |
関税 |
仮払消費税 |
課税対象消費税4% |
消費税 国 4% |
仮払消費税 |
地方消費税貨物割 |
消費税 地方税 1% |
輸入仕入 |
課税対象輸入本体 |
通関料(郵便事業株式会社) |
税込処理を選択している場合・・・弥生会計
勘定科目 |
消費税設定項目 |
内 容 |
輸入仕入 |
課税対象輸入本体 |
商品本体 |
輸入仕入 |
課税対象輸入本体 |
関税 |
輸入仕入 |
課税対象消費税4% |
消費税 国 4% |
輸入仕入 |
地方消費税貨物割 |
消費税 地方税 1% |
輸入仕入 |
課税対象輸入本体 |
通関料(郵便事業株式会社) |
では、次に弊事務所でメインで使っている会計ソフト、エプソンの財務応援の場合です。
【2012年4月10日 |
カテゴリー:輸入ビジネス |
松田税理士事務所
】
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Versailles,France |
弊事務所には、ネット輸入ビジネス業者のお客様が比較的他事務所よりは多いかと思います。そのため冒頭の命題に関する質問をよく受けています。ebayや海外のネットショップから仕入れるケースなどは、特殊なお金の流れになるのでいろいろと注意することがあります。ということで、本エントリーは、ネット輸入ビジネス業者の会計処理について書いていきたいと思います。
*このエントリーで使っている「輸入ビジネス事業者」とは、法人が海外のネットショップやebayで商品を仕入れ、 日本へ輸入し、日本国内のネットショップやヤフオクで販売する事業者のことを指しています。
仕入れ時に利用する個人名義のクレジットカードについて
法人でも海外のネットショップやebayからの仕入れは、個人名義のクレジットカードで行われることが多いようです。その際、セキュリティ等の関係から決済はpaypal経由で行うことが一般的かと思います。そして、paypalに登録されるクレジットカードは、多くの場合は個人名義です。 そこで問題となるのが、仕入れ代金の支払(決済)は、法人口座ではなく、個人口座から引き落とされるということです。なぜなら、クレジットカードの引き落とし口座が個人口座になっているからです。しかし、通常は法人が行う仕入れ代金の支払いというのは、法人口座から支払うのが一般的です。
税務上の解決策として、その月のカード明細書の中から、仕入れ代金等の合た金額を、引き落とし日に法人口座から個人口座へ同額を振替えることをお勧めします。(現実的には、カード決済代金には仕入れ代金のほか転送業者へ支払う手数料などを含んでいるので、それら事業で要した合計金額を引き落とし日に法人口座から個人口座へ振替えるのが分かりやすいと思います。)
また、クレジットカードの利用限度額や利用するマイレージバンクのサービス等の理由から、数種類のカードを利用することが一般的だと思います。その際は、カード種別ごと、引き落とし日ごとに処理することになります。特に理由がない、給与以外の法人口座から個人口座への出金は「認定賞与」となります。それを回避するためにも、きちんと証拠を残しておくことが重要です。
【2012年4月4日 |
カテゴリー:税理士業務日誌 |
松田税理士事務所
】
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passage de cottin,Paris |
弊事務所には他税理士事務所から移ってくるお客様が多くいらっしゃいます。変更の理由は、主にそれまで契約していた税理士事務所に不満を抱えてのことです。その理由は千差万別です。実際に契約してサービスの提供後にはじめてそのミスマッチに気づくのかもしれません。
また、初期の契約時や税理士事務所を探す際に、「依頼者側」が何を基準にして税理士事務所を選べばいいのか分からない、ということもよく聞きます。税理士事務所の選別基準がどこにも公開されていないので、それは仕方がないのかもしれません。
本エントリでは、これから税理士事務所を探そうと考えている依頼者の立場から「税理士事務所の選び方」について書いていきたいと思います。
担当者は、税理士資格保有者か無資格職員か
税理士事務所の不満のもっとも多い理由の一つに「担当者が頼りない」ということをよく聞きます。弊事務所に移ってくるお客様の大部分がこの理由によるものです。
特に、大規模事務所によくあるのが、お客様につく担当者が税理士資格保有者ではなく無資格の職員であるということです。無資格の職員であっても、非常に経験豊富で頼れる人がいるのも事実なので一概にダメとは言えません。
しかし、現場経験の浅い担当者がつくことも珍しくありません。また、その割り当てられる担当者が経験豊富かどうかは、依頼者側には分かりにくく、税理士事務所側の都合で決まるのが普通です。
また、OJT(On the Job Training)が事務所内ではなく、実際のお客様との業務の中で行われているということもあります。つまり、当たりハズレがあるのだと思います。ただ、税理士事務所と契約するのだから、担当者は税理士資格保有者であるべきというのが私の考えです。
高品質のサービスを継続的に求めるのならば、税理士資格保有者が担当者としてつく税理士事務所と契約するのがよいのかもしれません。