顧問先へのクラウド会計導入は2018年時点では時期尚早

【 2018年6月 4日 松田税理士事務所】

 クラウド会計がこの世に出てきて6年が経とうとしています。弊事務所の顧問先も何社かは導入済みです(すべてMFクラウド会計)。自分自身の個人事業主としての会計業務もMFクラウド確定申告を使っています。 僕は将来的にはクラウド会計導入には大賛成なのですが、平成30年3月の確定申告が終わった時点で思うのは、現状では導入しても全体的にみて効率化には繋がらず、顧問先への(自分自身の記帳も含めて。)クラウド会計の導入はやめておいた方がいいと思っています。

 このエントリーでは、クラウド会計のメリットとデメリット、そして僕が想像するクラウド会計の夢の世界を想像して書いてみたいと思います。

クラウド会計を導入しても業務が効率化するわけではない

クラウド会計は、銀行やクレジット等の明細のインポート、そして科目自動選択に重きを置いているため、それ以外の機能について言えばまだまだ既存のインストール型会計ソフトに軍配が上がっていると思います。サービススタートから5年が経過しようとしているのに、まだ劣勢というのは残念としか言いようがありません。

クラウド会計の一番のデメリットは帳簿間の移動(画面変遷)が遅いことです。伝票の登録、削除、入力など一つの画面内での作業について言えば、問題ないほど操作感は軽快です。しかし、ひとたび帳簿を移動しようものなら、数秒待つのが常となっています。ちなみに、弊事務所のパソコン環境は、メモリ16GB、SDDであり、インターネット環境はNTTの「フレッツ光ネクスト 隼」の有線LANです。以前ツイッターにも投稿しましたが、


 Gmailなどのクラウドでも当たり前に導入されているAjaxがクラウド会計にはまだ実装されていないのではと思います。それゆえ、仕訳日記帳から残高試算表への移動や、振替伝票から残高試算表等への帳簿間の移動に極端に時間がかかってしまっている状況です。これでは、いくら「自動で帳簿ができて」も、全体として会計業務が非効率になってしまい、何のためにクラウド会計を導入したのかわからなくなっています。

 同業者と会って話てみても、税理士メーリングリスト上でも、以前のような期待感のある声はすっかり声を潜めてしまい、「遅くて使えない。やっぱり弥生会計に戻そうか。」など、どちらかというと失望感のある声が多くなっているような気がします。

 また、ショートカットが頼りないことも非常に業務効率化の足を引っ張っています。弥生会計などのインストール型会計ソフトでは、ほとんどマウスを使うことなく、入力や修正等の操作をショートカット機能だけでほとんどの入力業務を終わらせることができています。しかし、クラウド会計はブラウザ上で動くため、ショートカット機能が限定的なのです。もちろん、MFクラウド会計でもショートカットがあるにはあるのですが、ブラウザ準拠のショートカットであるため、セルの移動やセルのコピペなど、あまり業務に効率化に貢献するとは言い難いのです。現時点で、クラウド会計の導入が業務効率化に貢献するのは、①現金取引が少なくて、②銀行入出金とクレジットカード利用が極端に多くて、③複数の人がどこでも入力、確認する必要があるというこれら3つの要件に当てはまるごく少数の事業者のみと考えています。

 日々、税理士業務を行っている者(私)が不思議に感じていることは、ネット上を散見すると、まだまだ「日々の経理もクラウド会計で効率化!」「クラウド会計で経理作業を大幅に効率化!」などと謳っているサイトがあることです。 こういうサイトはポジショントークをしているだけで「また、そんな大げさなことを言って!本当なの?」くらいの疑いの目で見るくらいがちょうどいいのではと思っています。

クラウド会計の優位性が崩れつつある


 ここへきてインストール型会計ソフトが攻勢に転じています。インストール型会計ソフトでも、クラウド会計の優位性である「銀行明細とクレジット明細のインポート、そして自動伝票作成」が可能になりつつあり、クラウド会計の優位性が崩れつつあると感じています。また、価格もインストール型会計ソフトとクラウド会計にほとんどその差はありません。例えば、弥生会計では標準である「編集制限」が、MFクラウド会計ではオプション機能となり、これを使うには上位プランの契約が必要になります。(編集制限機能は、税理士事務所が顧問先と会計データを共有するには必須です。)

 そうすると、むしろ年間使用料ではインストール型会計ソフトの方が安く使えることになります。また。消費税変更に影響がない事業者や税理士と契約している場合などは、かならずしも毎年のバージョンアップの必要はないと言えます。しかし、クラウド会計は買い取りではなく、「利用料」のため、使い続けている限り未来永劫支払い続ける必要があります。価格メリットもそれほどなく、業務効率化になるわけではないサービスに対して、そろそろユーザーも使い続けることに対して検討する必要があるのではと気づき始めているのではと思います。
*平成30年4月27日現在:MFクラウド会計 年間使用料は35,400円(税込)、弥生会計スタンダードは34,800(税込)。

 昨年、東証マザーズに上場したマネーフォワード社の直近高値は6月1日の5,970円。この数ヶ月は4,500円から5,000円のレンジで動いていました。高くても5,000円くらいが妥当かなと思います。6,000円を超えるとさすがに期待値折り込み済みの価格ではないでしょうか。

クラウド会計で業務効率化の世界を夢見る

 繰り返しになりますが、僕はクラウド会計には大賛成です。クラウド会計は、会計業務を楽にしよう、効率化しようという趣旨で開発されてきたはずです。僕は、クラウド会計が会計業務を楽にしてくれることを夢見ます。クラウド会計で税理士事務所の職員が楽になり、ブラックと言われ離職率の高い税理士業界がホワイトになり、そして導入しているお客様の会計業務が効率的になるという、この業界で働いている皆と顧問先が幸せになる時代を夢見ます。確定申告時期の繁忙期でも、もう残業しなくていいという世界です。さらに、クラウド会計は他のアプリやツールと組み合わせることによって 無限大の可能性を秘めているとも思っています(*1)。

*1 弥生会計がクラウド型請求書作成サービスの「misoca」を買収したのは、安い買い物だったと言えると思います。MFクラウド会計やfreeeにとっては、既存顧客を取り込めるチャンスを逃したと言えるかもしれません。

 例えば、クラウド会計がAmazon、楽天、yahooと連動してすべての販売データ(商品名、単価、購入者))を自動で取り込めることができて在庫情報まで把握できれば、ネットショップを事業者にとっては大きなメリットを享受することができます。また、仮想通貨業者と提携すれば、非常に面倒な損益計算から解放されるかもしれません。また、クラウド給与ソフトが国税庁のe-Taxソフトと連動して、ワンクリックで「給与データ→年末調整→法定調書→給与支払報告書を作成して電子申告」まで一気通貫で申請できる日が来るかもしれません。クラウド会計の最終形態としては、「銀行明細自動取り込みと伝票自動作成」だけではなく、他のアプリやツールと連携して無限大の業務効率化を実現することが最適解だと思います。

ニュージーランドではすでに夢の世界が実現している

 そんな夢物語のような世界が、クラウド会計「ゼロ」を使うことによって、ニュージーランドではすでに実現しているようです。
 例えば、消費税のオンライン申告や給与所得の源泉徴収申告は、ゼロを通じて直接行うことができる。 ・・・第三に500を超えるアプリとの連携が挙げられる。例えば、旅行会社の予約管理システムと連動して、請求書の発行、入金の管理、キャンセル時の返金等を自動的にゼロ上に反映することができる。・・・在庫管理は他社アプリで管理したものをゼロに連動させる方式をとっている。つまり、どんな業界に 関しても会計、税務の中核部分はゼロで管理できるようになっている。 週刊エコノミスト 平成29年11月28日号より引用

まとめ

 僕は、クラウド会計ソフトが単体で動くだけでなく、いろいろなアプリやツール、ソフトと連携することによって、ほぼ自動で帳簿や確定申告書ができ上がるという未来を夢見ています。 そして、それはそう遠くない将来実現するはずなのです。
 しかし実現したとしても、今のようにクラウド会計がもっさりとした操作感のままでは、税理士事務所が業務として使う可能性は低いと言わざるを得ません。その証拠に、私の周りではちらほら「クラウド会計を使っても業務効率化に貢献していない」という声が聞こえ始めています。 「インストール型会計ソフトに戻った」という声も聞こえてきています。クラウド会計にとっては正念場であることをもっとクラウド会計ソフト会社にも分かって欲しいなと思っています。

法人番号を自分で調べる方法 - チェックデジット(check digit)の計算方法

【 2018年1月23日 松田税理士事務所】

 法人でも個人と同じようにマイナンバーがあります。これが「法人番号」とよばれるものです。 通常、法人を設立してすぐに発行されるのですが、国税庁の法人番号検索サイトで検索結果に表示されるのは設立後約2週間後ぐらいのようです。しかし、それまでに法人設立届等に記載するため法人番号を知りたいことがあります。そこで本日のエントリーは、自分で法人番号を調べる方法を解説したいと思います。

 法人番号は会社登記簿謄本の「会社法人等番号」の12桁とその先頭のひと文字の合計13桁で構成されています。つまり13桁のうち12桁は謄本を見ればわかることになります。 そして先頭のひと文字は「チェックデジット」とよばれるもので、ある一定の方式によって算出される数字のことを言います。 チェックデジットの計算は以下の方法で調べることができます。

[チェックデジットの計算方法]
chack-digit

STEP1 会社法人等番号の右から数えて偶数桁の数字を合計します。 →8
STEP2 会社法人等番号の右から数えて奇数桁の数字を合計します。 →18
STEP3 A x 2 + B を計算します。 →8 × 2+18=34
STEP4 C ÷ 9 で算出される 小数点のひと桁目の数字 →34÷9=3.777 つまり7
STEP5 9 - D  →9-7=2 (この数字がチェックデジットになります。)
STEP6 チェックデジット + 謄本の会社番号等 → 法人番号

 チェックデジットは2と計算されました。つまり、この法人の法人番号は以下となります。
「2120901007402」


(参考)
会社登記簿謄本の「会社法人等番号」
touhon2

ポーランド旅行-No.4 ワルシャワ訪問

【 2017年12月31日 松田税理士事務所】

 今年も今日で終わり。年内に書き終えようと思っていた11月のポーランド旅行記。これも終わらせないといけないということで、本日のエントリーは、ポーランド旅行記の最終エントリー、ワルシャワ訪問編です。

 ポーランドの首都ワルシャワへは2016年1月から直行便が飛んでおり、私は成田から搭乗しました。直行便が開始されたことで、アウシュヴィッツ強制収容所にも比較的簡単に行けるようになったというわけです。

 到着は、ワルシャワ近郊のワルシャワ・ショパン空港です。その名の通り、空港の名称は天才ピアニスト・作曲家のフレデリック・ショパンから取りました。ショパンは21才まで生まれ故郷のポーランド・ワルシャワで過ごし、それ以降は活動の拠点をフランスのパリに移し、39歳で亡くなるまで、ポーランドに戻ることはありませんでした。とはいえ、ポーランド人にとって天才作曲家ショパンは国民の誇りであり、空港名やワジェンキ公園にもショパンの銅像にもその名が掲げられています。今回利用したポーランド航空でも、搭乗して離陸の間も、機内にはショパンのピアノ曲が流れていました。

 前回のエントリーで、ポーランドの観光地、クラクフを紹介しましたが、個人的にはクラクフよりもワルシャワの方が自分に合っていたような気がします。そしてワルシャワだけではなく、クラクフにも言えることですが、ポーランドの観光地は、フランスのパリみたいに、豪華さや迫力、知名度がないのでけれども、素朴ながらもしっかりとその存在感を発揮している観光地が多かったように思います。

 ワルシャワの観光地は、効率的に回れば十分に1日で周ることができると思います(代表的なところだけです)。その為、私はレンタルサイクルを借りました。レンタルサイクルのことは、ワルシャワに着いてから知ったのですが、アプリ登録してわずか15分後には使えるようになっていました。ラッキーなことは、サイクルステーションが滞在先のホテル前であったということと、空きの自転車があったことでした。これと、google mapを利用して、初めてのワルシャワもストレスなく、気持ちよく観光することができました。実際に訪問した場所を写真とコメントで紹介していきます。

 ホテルからすぐ近くにあったサスキ公園。無名戦士墓地があることでも有名な公園です。この日は日曜日ということもあり、地元の人達が思い思いに散歩をしていました。ベンチに座っているだけでも本当に気持ちのよい時間を過ごせる公園でした。
サスキ公園

サスキ公園

サスキ公園

 続いて、クラクフ郊外通り〜新世界通り(Nowy Świat)。ワルシャワを代表するストリート。おしゃれなカフェやショップが軒を連ねています。
クラクフ郊外通り〜新世界通り(Nowy Świat)

 そして、最後にワジェンキ公園。ショパン像があることでも有名な公園です。毎年5月〜9月の日曜日に野外コンサートが開かれます。この公園も広大な公園で、まるで森の中を散歩しているようでした。季節によってはリスと遭遇することもあるようです。 ワジェンキ公園

ワジェンキ公園

 残念なことは、最初に一番見どころのある「ワルシャワ歴史地区」に行ったのですが、カメラを忘れたと思い込んでいて写真を撮れなかったこと。よく探してみると鞄の底にあったというオチ。 

 上記すべてで約4時間くらいの観光でした。レンタルサイクルでは約15キロくらい。今回は仕事の合間に行ったということもあり、4泊6日の短期旅行だったので、駆け足で周ったという感じでした。もう一度行きたいと思える国でしたので、次回はゆっくり滞在したいと思います。

 そして、観光地ではないのですが、この写真はワルシャワに泊まっていたホテルの目の前にある商業施設です。Złote Tarasy(ズウォテ タラスィ)という名称。どこかに似ているなと思っていると、私がよく行く「ららぽーとエキスポシティ」にそっくりなのです。
Złote Tarasy(ズウォテ タラスィ)

 こちらが、ららぽーとエキスポシティです。なんとなく似ていませんか?
ららぽーとエキスポシティ

 ちなみに今回活躍してくれたカメラはNikon 1 J5。RAWで撮影して帰国してからLightroomで編集しました。実は、この旅行用に一眼レフカメラのNikon D7200を購入したのですが、思いの外かさばってしまうことが分かり、結局持っていったのはミラーレス一眼レフのNikon 1 J5。Lightroomでの仕上がりを見ると、Nikon D7200は買わなくてよかったかなと思うほど綺麗な仕上がり。プロが見ると違いがあるかもしれませんが、あまり気にしない自分にとっては、今後もNikon 1 J5が活躍してくれそうです。

 今後のブログ方針ですが、松田税理士事務所サイトでも税務情報の更新をすることにしました。それにより、今より更新頻度が長くなることがあるかもしれませんが、来年もどうぞ当ブログをよろしくお願いします。

ポーランド旅行-No.3 クラクフ訪問

【 2017年12月 2日 松田税理士事務所】

 ポーランドのクラクフは、ポーランドの古都京都と言われており歴史と芸術文化の都です。古都にふさわしく旧市街はゴシック様式の建造物が非常に美しく、あちらこちらに教会が建っており、まさに中世の街並みをしていました。また、第2次世界対戦で大きなダメージを負ったワルシャワと違い、ほとんどその被害がなかったこともあり、当時の建物のままの歴史建造物が残っていました。

 現在のポーランドの首都はワルシャワですが、観光の中心地はクラクフになります(日本で言うと、観光に関しては東京より京都だと思いますが、そのイメージです)。その昔、クラクフはポーランド王国の首都でもありました。その後、17世紀に首都がワルシャワに遷都されるまでその栄華を誇っていました。現在の旧市街は世界遺産に登録されています。朝から晩まで常に多くの人で溢れかえっていました。11月初旬ということもあるのか、ほとんど日本人は見かけませんでした。

*ポーランド王朝、ヤギェウォ朝時代の14世紀から16世紀までの時代が、最もポーランド王国が栄えた時代です。 その当時のクラクフは、プラハ、ウィーンと比べる中央ヨーロッパの主要都市のひとつでした。

 訪問したのが11月初旬でちょうど晩秋の時期でした。陽が落ちるのが早いというデメリットがありますが、やはりヨーロッパは秋に訪れるのがいいですね。 DSC_0402-1

 旧市街の街の中心に向かって伸びる道がフロリアンスカ通りです。道が碁盤の目のように整備された旧市街の街並みです。 旧市街は南北に2km、 東西に1kmほどの大きさです 。
クラクフ  フロリアンスカ通り

 そして旧市街の周囲を公園が囲っています。歩いて散策するのにはとても気持ちのいい公園でした。
クラクフ 旧市街の公園

 旧市街の中心地、中央市場広場です。
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 そして、その広場にあるのがルネッサンス様式の織物会館です。14世紀に建てられた長さ100 mの建築物です。その名前の通りかつては織物の取引所として使われていた場所です。 1階はアーケード様式になっていてお土産屋さんが両側にあります。ちなみにポーランドで最も有名なお土産が琥珀のアクセサリーです。琥珀はポーランドの特産品で世界に流通する量の80%はポーランド産と言われています。その他、木彫りの民芸品やポーランドの民族衣装などが人気のお土産です。
クラクフ 織物会館

クラクフ 織物会館の中

 聖マリア教会。1222年に建立されたゴシック様式の教会。
クラクフ 聖マリア教会

 散策しているとあちらこちらから教会の鐘の音が聞こえてきました。私が泊まっていたホテルの部屋からも鐘の音が聞こえてきました。そういう瞬間は本当にヨーロッパに来ているんだなと実感できる瞬間です。

 訪問前のポーランドのイメージはどちらかと言うと東ヨーロッパの暗いイメージを持っていました。しかし、いい意味で期待を裏切られました。 駅も街中の建物も近代的で、旧市街の建物はゴシック様式で非常に綺麗なのです。とても明るいイメージというのがポーランドです。治安もよく、物価もそれほど高くはなく、日本からの直行便もあり、本当に穴場的な観光地を見つけてしまったと思っています。次回のエントリーでは、ワルシャワ訪問について書きたいと思います。

ポーランド旅行記-No.2 ビルケナウ強制収容所訪問

【 2017年11月26日 松田税理士事務所】

 前回に引き続いてポーランド旅行のNo2になります。
本日のエントリーは、ビルケナウ強制収容所(アウシュヴィッツ第二収容所)の訪問について書いていきたいと思います。

 小説「アンネの日記」で知られる、アンネ・フランクは、1944年9月にオランダより列車でこのビルケナウ強制収容所に到着しました。数日後、アウシュヴィッツ強制収容所に移送され、最後には、ドイツのベルゲン・ベルゼン収容所に移送され、その数ヶ月後に亡くなったとされています。ヨーロッパ各方面より移送されてきた、ビルケナウ強制収容所の鉄道の引き込み線。非常に有名な場所です。

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 ビルケナウ強制収容所の広さは、総面積が1.75平方キロメートル、東京ドーム約37個分にも及びます ここでトータル110万人(諸説あり)が 虐殺されたと言われています。
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 1920年当時、ポーランドはドイツの占領下にありました。 ヒトラーは、純粋なドイツ人のみをドイツの国にするという主義を唱えて、ユダヤ人の排除政策を打ち出します。当時、ユダヤ人は商才が長けて、ビジネスで成功してる人が多く、ユダヤ人はお金持ちの人が多かったようです。ヒトラーは、そのようなユダヤ人に対して嫌悪感と差別意識を抱いていました。

 1933年に、ついにナチス党がドイツの第一党となり、程なくしてユダヤ人はゲットーと呼ばれる施設に押し込まれます。しかし、それでは完全排除という目的が達せられないので、強制収容所に送って虐殺することになります。実は、ポーランド国内には アウシュヴィッツ強制収容所の他にも、十数カ所の強制収容所があります。

 後に「強制収容所」という名称は「絶滅収容所」に改名されました。当時のアウシュヴィッツ強制収容所は、ユダヤ人の他に、障害者、政治犯、同性愛者、ロマ人のジプシーなどが移送されてきてました。特に、ユダヤ人は移送後すぐに労働ができるか否かで選別され、労働不適とされると即ガス室に送り込まれ虐殺されました(シャワーを浴びると嘘をつかれガス室に連行された。) そして、この選別作業が、まさにここビルケナウ強制収容所で医師によって行われていたのです。移送されてくる人の約75%がその場で労働不適と選別され、ガス室に送られていきました。そして残る25%の人が過酷な労働を強いられていたということです。衛生状態も悪く、食事も満足に与えられず、過酷な労働も重なって、たとえガス室送りを免れても、たった数ヶ月で亡くなってしまうのです。

 1945年ソ連軍によってドイツの敗戦が決まると、このガス室は証拠隠滅のためダイナマイトで爆破されました。しかし、完全には破壊できずにこのように一部残っています。ガス室のあった複合施設(クレマトリウム)の破壊跡。
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 ビルケナウ強制収容所には、フランス、チェコ、ドイツ、オランダ、ハンガリー、ノルウェー、ギリシャなど他のヨーロッパ諸国からユダヤ人等が列車(馬を運ぶための車両を使用)で送られてきたのです。食事も水の支給もなく、また最低気温が氷点下にもなるこのポーランドへの移送中に息絶える人も多かったようです。
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 この建物には主に女性と子供が収容されており、1棟に100人以上収容されていたと言われています。建物内部には3段ベッドがあります。しかし、もちろん1人につき1つのベッドではなく、この1段あたり3人ずつくらいで寝ることになっていたようです。
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 収容所施設内のトイレ。トイレにいくのは、1日2回までに制限されていました。当然、下水処理はなく、垂れ流しであったようです。そのため、非常に衛生環境が悪くチフスが流行っていました。
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 当日、ガイドをしてもらった中谷さんが、TBSラジオに出演されていた際の音声が公開されていましたのでリンクを貼っておきます。 【音声配信】「耳で聴くアウシュヴィッツ強制収容所・見学ツアー〜荻上チキ渾身の取材報告」ガイドは中谷剛さん▼2017年10月19日(木)放送分(TBSラジオ「荻上チキ・Session-22」)

ポーランド旅行記-No.1 アウシュビッツ強制収容所訪問

【 2017年11月15日 松田税理士事務所】

 11月初旬にポーランドに行ってきました。訪問の一番の目的はアウシュヴィッツ強制収容所の訪問です。ドイツのナチス党党首ヒトラーがホロコーストを行った場所で有名です。1979年にユネスコ世界遺産に登録されました。

 アウシュビッツ強制収容所は ポーランドにあるいくつかの強制収容所の一つです。それらの中で最も有名な強制収容所です。現地ポーランドではアウシュヴィッツとは言わず「オシフィエンチム」と言います。「アウシュヴィッツ」という語句は「オシフィエンチム」をドイツ語で発音した読み方なのです。

 当日は、唯一の日本人ガイドである中谷剛さんに案内してもらいました。 私を含めて日本人10人ぐらいの現地ツアーでした。 観光案内というよりかむしろ社会見学という感じでした。 修学旅行らしき学生の団体も多く見かけました。

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 まずは入り口です。「ARBEIT MACHT FREI」と書かれています。これは、 「働けば楽になる」という意味です。 よく見ると、Bの文字だけが逆さまになっています。これには諸説あり、文字を 逆さにすることによって抵抗を表しているとも、当時の流行であったとも言われています。収容所に連行されたユダヤ人に対して、「楽になる」と言うことで彼らに希望を持たせていました。 しかし、当然そのような希望はなく、 一日わずか200キロカロリーと言う 食べ物しか支給されず、また非常に過酷な労働を強いられていたため、多くはこの収容所に連れてこられて2、3ヶ月で亡くなったということです。この門の両側には当時、 約400ボルトの電流が流れていた鉄線が張り巡らされていました。

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収容されたユダヤ人は、黒と白の縞模様の服を着せられていました。何故かというと脱走した時に分かりやすいのが、そのようなの黒と白の縦縞模様のデザインだったからです。実際、アウシュヴィッツ収容所の周囲は、広大な森が存在しており、その服を着て脱走するとすぐに分かるようになっていたようです。

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 アウシュヴィッツ強制収容所の敷地周囲には、400ボルトの電流が流れている鉄線が二重で張り巡らされており、現実的にここから脱走することはできなかったようです。しかし、 この電圧に 触れて亡くなる方も多かったようです。それは脱走を試みて電圧に触れたからではなく、絶望に陥り自ら電圧に触れたからです。

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 当日は非常に天気が良く 雲ひとつない秋晴れでした。ここが収容所と言われなければ、どこかの大学のキャンパスではないかと錯覚するほど樹木も美しく、また建物も整然と建てられていました。 しかし実際に建物の中に入ると、チクロンBと言う ガス缶(ガス室でユダヤ人虐殺のために実際に使用されていたもの)や収容された人の眼鏡、カバン、衣服、髪の毛、食器、靴、 義足 、髪のブラシなどが展示されていました。

 なぜ、ポーランドに収容所があるかと言えば、当時ポーランドはドイツの占領下にあったということと、地政学的にヨーロッパの中央に位置するポーランドは、他のヨーロッパ諸国にいるユダヤ人を鉄道で連行しやすいからという理由があったからです。

 ホロコーストの背景には、当時のドイツ人が裕福なユダヤ人に対する差別意識から芽生えたものが徐々に大きくなり、ナチス党のマニフェストになったとも言われています。このことについて、中谷さんは次のように力説していました。
ヘイトスピーチがホロコーストのきっかけになった要素は大いにあります。ドイツ市民が街角でユダヤ人に対する差別的な考えや発言をすることで、ドイツ第一党になりたいヒトラーは、そのような市民の声を党の考えに取り入れたのです。それら、ヘイトスピーチがひとつのポピュリズム(大衆迎合)を生み出した。決して、ヒトラーひとりでなし得たのではないのです。
 次回のエントリーでは、隣接する「ビルケナウ強制収容所」の訪問について書きたいと思います。

「もう業者に頼まない!」電子申告完了印を作ってみる

【 2017年10月26日 松田税理士事務所】

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 約1ヶ月ぶりのブログ更新となります。本日のエントリーは「もう業者に頼まない!」シリーズ第3弾です。これまでのシリーズでは、複写式のお預かり証、封筒の作成を書いてきました。本日は、電子申告完了印を作ります。

 電子申告では、当然ながらその確定申告書に税務署の受付印をもらうことができません。なので、それに変わるなんらかの受付印が必要になるかと思います。これはどちらかというと税理士事務所目線の話で、受付印があった方が見栄えが良いと言ったことからの必要性です。市販の電子申告完了印は当然ながら法的根拠は一切なく、金融機関等においても何の意味も持ちません。一方、お客様に関しても、税務署の受付印だろうが、市販の電子申告完了印であろうが、どちらでもいいのだと思います。なので、この市販の電子申告完了印は、使っていない税理士事務所も結構あるかと思います。

 そして、この市販の電電子申告完了印、それなりにお値段はします。初めて購入した2007年当時は1種類しかなく、否応なく約7,000円払って渋々買っていました。しかし、現在は2種類あり、最安値だと3,400円くらいで購入できます。

ハンコヤドットコムにアクセスする

 今回は、ハンコヤドットコムさんのオーダーメイドゴム印のサービスを使います。

 木台タイプ→正方形→データ入稿ゴム印 サイズ:30mm×30mm
 以上のような構成で注文しました。雛形もハンコヤドットコムさんのサイトからダウンロードできます。

ここからはイラストレーターでの作成です。

shiftを押しながら、楕円形ツールをドラッグして丸形を作成します。(塗りはなし、線は1ピクセルの黒色にしました。)
Artwork-a

 shiftを押しながら、直線ツールをドラッグして2本の横線を引きます。
Artwork-b

 「電子申告完了」のテキストを作成します。
Artwork-c

 パス上文字ツールを使って、円上に「松田税理士事務所」と入力します。
Artwork-e

 ブラケット(パス上に表示されている棒状のパス)をクリックして文字を反転させます。
Artwork-f

 レイヤーを新しく追加して、再度手順に従って、同じサイズの丸円を作成します。(つまり、同じサイズの円が2つできることになります。この辺り、正しいやり方かどうかは不明です。素人が試行錯誤でやっているので、プロは別の方法でやっているかもしれません。)

 「松田税理士事務所」位置を調整します。
Artwork-h

完了。
Artwork-i

 「松田税理士事務所」のテキストをフラットにする場合は、もっと簡単にできます。
Artwork-j

 上記に記載しましたが、現在は3,400円で購入できるので、わざわざ自家製の電子申告完了印を作る必要性はないと言えばないのでしょう。ただ、ゴムなので経年劣化が 生じます。作り方を知っているだけでもメリットがあるかもしれません。まあ、半分、遊びみたいなものです。

*日付は、以下のシャチハタの日付印を使っています。 シヤチハタ Shachihata
NFH-5M [エルゴグリップ本西暦日付 5号 明朝体]

シヤチハタ Shachihata
NFD-6G [回転ゴム印エルゴグリップ欧文日付 ゴシック体 6号]

参考にしたサイト:
オブジェクト(パス)に沿って文字を入力する方法(イラストレーター)
[Illustrator] テキストを丸く配置-パス上文字ツールを使う

MacとWindowsでよく使うショートカットキーあれこれ

【 2017年9月25日 松田税理士事務所】

 プライベートでは、Macを使っており、一方、仕事ではWindowsパソコンを使っています。Macで主に使っているソフトは、音楽管理ソフトのiTunes、会計ソフトのA&A会計、画像作成のillustrator、写真編集ソフトのLightroom、Photoshop、ネット閲覧のchrome、電子書籍作成のibooks author、ブログ執筆のCoda2などです。パソコンという大きな領域からみれば、それら2つにそれほど大きな違いはなく、慣れの問題だと思っていますが、それでも2つのOSを使いこなすにはそれなりの工夫が必要だと思っています。それがショートカットキーの活用です。

 本日のエントリーでは、MacとWindowsでよく使っているショートカットキーをまとめてみました。

Mac

1.command+tab
例えば、chromeを使っていて、wordに切り替えたい場合やFinderに切り換えたい場合など、アプリの切り替えに使います。Macを使っていて一番良く使うショートカットです。

2.command+N
Finderで新しいwindowを開く場合に使います。ダウンロード、書類など新たにfinderを表示したい場合などに、このショートカットキーを使っています。

3.command+X
カット(切り抜き)です。

4.command+C
コピーです。

5.command+option+V
ファイルの移動に使います。Windowでファイルの移動は「Ctrl」+「X」でカット、「Ctrl」+「V」でペーストとなります。
Macでカット&ペースト(ファイルの移動)する場合は、command+Cをしてcommand+option+Vです。一方、コピペは、command+Cの後に、command+Vです。

6.command+←
これもchromeを使っている時によく使うショートカットキーです。ページを戻る場合に使います。

7.command+option+→もしくは←
chromeでのタブ切り替えに使っています。常時、20以上のタブを開いているのでサクッとタブを切り替えができるこのショートカットキーは便利です。

8.command+↑
これもchromeを使っている時によく使うショートカットキーです。ページの一番下の部分から、ページトップに一瞬で移動するショートカットです。

9.command+Z
操作を取り消す際に使います。このショートカットはいろいろなアプリ上でよく使います。

10.fn+F10〜F12
音量の切り替えに使っています。youtubeや音声付きのニュースを見る時に使っています。

11.commnad+S
作業を保存する際に使います。何かの拍子にアプリが動かなくなった場合などに備えて、頻繁にこのショートカットは使っています。

12.fn+delete
Windowでいうところの「Back space」 です。なぜかMacでは「Back space」がありません。

13.Esc
作業を解除する時に使います。

14.commnad+Q(2017年9月26日追記)
アプリ(ソフト)の終了

15.commnad+W(2017年9月26日追記)
閉じる

Windows

1.ALT+Tab
アプリの切り替えの際に使います。上記、Macではcommand+tabに相当します。

2.Window+↑
エクスプローラーやアプリのWindowを最大化する際に使います。普段は、24インチと19インチの異なるサイズのディスプレー2台で仕事をしています。例えば、会計ソフトやエクセルなどのアプリを別ディスプレーに移動するとディスプレイよりアプリの画面が小さくなります。そのような際に、このショートカットキーを使っています。
3.Ctrl+Z
操作を取り消す際に使います。このショートカットキーはいろいろなアプリ上でよく使っています。

4.Ctrl+C
コピーです。

5.Ctrl+V
ペースト(貼り付け)です。

6.Ctrl+S
作業を一旦保存する際に使います。何かの拍子にアプリが動かなくなった場合などに備えて、頻繁にこのショートカットキーは使っています。

7.Ctrl+Shit+S
名前をつけて保存。Acrobat PDFやエクセルなどを使っている時によく使います。

8.esc
作業を解除する時に使います。

 ここには書いていない、例えば会計ソフトや税務ソフトなどのいろいろなアプリでもショートカットキーを活用しています。ショートカットキーを使うことによって作業時間は大幅に短縮できます。まずはショートカットを活用することが仕事効率化への近道ではないでしょうか。

法人が仕入目的に個人名義のクレジットカードを利用することにも厳格化が必要

【 2017年9月20日 松田税理士事務所】

銀行カードローンの実態調査へ 麻生金融相が表明 過剰な貸し付けが問題になっている銀行のカードローンについて「審査の厳格化を徹底するために検査を実施する」と述べた。カードローンのホットラインも開き、利用者から直接情報を集める体制も整えると表明した。 出典:日本経済新聞 2017/9/1
 9月1日の日経の朝刊で麻生金融相が、個人の銀行カードローンの審査を厳格化を表明しました。実はこの前段階でも問題が生じていることを本日のエントリーで書いてみたいと思います。というのも法人が個人名義のクレジットカードで仕入れをした結果、その返済に困ってしまい、最終的に銀行のカードローンを利用してしまうケースが少なからずあるからです。つまり、前段階である、法人が仕入れ目的で個人名義のクレジットカード利用を減らすことができれば、結果的に、 個人の銀行カードローンを利用する人も減るのではないかということが予想できるのです。

個人名義のクレジットカードの審査ももっと厳格化すべき

 銀行のカードローンの審査厳格化と同様に、個人名義のクレジットカードの利用用途の審査にも厳格化すべきであると思います。法人格で個人輸入ビジネスをしている人の多くは、個人名義のクレジットカードを法人の仕入れに利用しています。それも毎月数百万円の返済に上る額を仕入れているケースも珍しくはありません。海外の Amazonやebay、その他ネットショップからクレジットカードを使って仕入をしています。

 果たしてクレジットカード会社はこのことを知っているのでしょうか? ひとりで10枚以上のクレジットカード持っている方もいます。そしてその10枚全てで限度額まで仕入れに使っていることが多いのです。仮にビジネスが破綻してしまうと、返済に困り、銀行のカードローンへと行き着き、最終的には、任意整理や個人破産へと突き進むことになりかねない非常に危険な行為であると思います。

クレジットカードの規約ではどうなっているのか

以下、三菱UFJニコス、DCカードの個人会員規約です。
DC個人会員規約 第11条(カードの利用・貸与の停止、法的措置、会員資格取消、カードの差替えなど) 1(5) いわゆるショッピング枠の現金化など換金を目的とした商品もしくは権利の購入または役務提供の受領その他の方法による資金の調達のためにするカードのショッピング機能の利用(以下「ショッピング利用可能枠の現金化等」と称します。)など正常なカードの利用でないと当社が判断した場合
 「法人が仕入にクレジットカードを利用すること」は「ショッピング枠の現金化など換金を目的とした商品もしくは権利の購入または役務提供の受領その他の方法による資金の調達のため」の範疇に入るのかどうかということですが、「範疇に入らない」というのがカード会社の認識のようです。つまり、カード会社は、個人名義のクレジットカードで法人が仕入目的に利用することになんら制限を課していない、かつ「正常なカードの利用」の範囲内ということになっているようです。これはおかしいですね。経費の支払いならともかく、仕入→販売→入金という一連の流れを見ると、ショッピング枠の現金化に該当するというイメージを持ってしまうのが普通の感覚だと思うのですが、事実は違うようです。

法人が仕入に個人名義のクレジットカードを利用することはメリット以上のリスクがある

 クレジットカードの審査の時に法人の仕入れ目的では使うことを禁じる文言が規約にあれば良いのですが、現在そのような規約はないということが分かりました。法人設立後は、法人名義のクレジットカードは作って(仮に作れても限度額が非常に少ない)、経費などを個人名義のクレジットカードで払うことはよくあることです。 しかし、仕入れを個人名義のクレジットカード利用するのは一般的ではなく、法人格で個人輸入ビジネスをされている方だけに多く見られるのが特徴です。

 それは、各種個人輸入セミナーや書籍で、「個人名義のクレジットカードを仕入に使えばマイレージが貯まり、無料で世界一周できます。」と言う様な謳い文句にしていることも原因のひとつだと思います。クレジットカードの返済をほぼ売上金で賄っているため、来月売上がなければ返済に困ることになるため、マイレージやポイントが貯めるというメリット以上にリスクの方が大きいのです。

与信機能が働いていない

 本来であれば、法人間の取引だと、与信担当部署が新規相手先企業の財務状況等を社内審査にかけて取引口座を開設するのが一般的です。そこでは、この会社なら取引しても問題ないとか、どのくらいの金額までなら大丈夫だとかが決められます。

 しかし、個人輸入ビジネスだと、仕入に個人名義のクレジットカードを使うので、このようなことは一切省かれます。結果、返済できないであろう仕入れ金額を、個人名義のクレジットカードで使ってしまえるという状況を作り出してしまいます。やはり、法人格の仕入目的でのクレジットカード利用に制限をかけるべきなのです。

まとめ

 法人が個人名義のクレジットカードを利用して仕入れをしていると、一旦会社の業績が悪くなれば、個人破産、任意整理に突き進むことになってしまう可能性が非常に高くなります。私の顧問先にも、また同業者の話の中にも、実際に個人輸入ビジネスをされていた方でこのような状況に陥ってしまったケースが少なからずあるのです。やはり 個人名義のクレジットカードの利用用途にも一定の制限を課すことが必要であると強く感じています。

「もう業者に頼まない!」封筒を作ってみる

【 2017年9月 6日 松田税理士事務所】

 「もう業者に頼まない!」シリーズ第1弾として「お預かり証」の作成を解説しました。本日のエントリーでは、シリーズ第2弾として「封筒」の作成を解説していきたいと思います。

 税理士業務に限らず、商売をしていればなんらかの書類を顧客や取引先に郵送します。その際に、市販の茶封筒で送るのはビジネスマナーとしてあまり好ましくありません。その為、自社オリジナルの封筒を作成することになります。税理士業界でもいろいろなルートで封筒を作成することができます。

 独立当初は某税理士業務専門ショップで封筒を注文していました。しかし、高かったのです。独占ゆえ、やはり競争相手がいないと価格に反映されてしまいます。しかも、当時は、それなりの価格の封筒でも中身の書類が透けて見えるというあってはならない仕様でした。そこで、やはり自分で作ろうと思ったのが最初の動機でした。

 現在は、Illustratorでデザインしてプリントパックで印刷してもらっています。封筒+印刷代のセット商品です。当然、中身の書類が透けない封筒です。

STEP1:プリントパックのサイトにアクセスします。

STEP2:左メニューから封筒→既製封筒へ進みます。
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STEP3:封筒タイプと納期の選択 用紙はカラー、サイズは角型2号、納期が「5営業日/6営業日」の紙質100gを選択します。(納期が短いほど高く、長いほど安いです。)私が注文したのは、プライバシー保護タイプではない、普通の「カラー」という封筒でしたが、中身が透けて見えることはありませんでした。
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STEP4:注文部数とテキストカラーの選択 表面、片面のみ印刷の300部をクリックします。封筒と印刷代込で5,100円です。
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STEP5:封筒の色の指定等 次のページで封筒の色等を決めていきます。、「ソフトカラーアクア100(封筒郵便枠無)」を選択しました。
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カテゴリー:既製封筒
●用紙:ソフトカラーアクア100(封筒郵便枠無)
●納期:6営業日
●加工:既製封筒(印刷のみ)
●サイズ:角2封筒
●色数:片面4色
●部数:300部
●ページ数:0

 出来上がりは、このような感じです。税理バッジのロゴありとなしの2パターンを作成しました。非常にシンプルなデザインですが、十分にビジネスとして利用できる封筒です。プリントパックでは300部で5,100円なので、税理士業務専門ショップの200部、約10,000円と比較するとかなり安いことが分かります。(税理士バッジのロゴは、自分の税理士バッジをカメラで撮影しPhotoshopというソフトを使って加工しました。これはちょっと難しいので本日のエントリ−では省略しました。)

DSC_0620-1
 プリントパックのサービスは他にも、暑中見舞いや年賀状にも利用させてもらっています。Illustratorを少し使えるだけも十分に利用できることができるのでおススメです。

 Illustratorのテンプレートはプリントパックのこちらのページから


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税理士 松田 英隆
大阪府豊中市で税理士事務所を経営しています。得意分野は経理の合理化です。 会計ソフトの導入。Macの会計ソフトの導入サポート実績もあります。
趣味は、旅、映画鑑賞、カメラ、ロードバイク、フランス語学習、Webデザインなど
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