ペイジーによる電子納税の方法〜登録方式〜
2012年5月30日 12:15 PM | カテゴリー:ITで経理合理化 | コメント(0)
Pont des amours,Annecy |
一昔前までは、税金の納付というと税務署が交付する納付書を持って金融機関に出向いて納付するという光景が当たり前でしたが、現在ではペイジーによる電子納税が普及していることによって、自宅や会社で電子納税する人も多くなってきているのではないでしょうか。
しかし、電子納税と言っても最初にやらなければならない手続きなどがあって、なかなかハードルが高いと感じている人もいるかもしれません。
ということで、本日のエントリーは電子納税の手続きについて書いていきたいと思います。
まず、電子納税のメリットとして、従来のように納税のためにわざわざ金融機関の窓口に行かなくて済みます。特に、源泉所得税の納付時期や月末などのタイミングでは、非常に混むので 会社や自宅でパソコンから手続きできる電子納付は非常に便利です。 その電子納税をするための納税手続きには登録方式と入力方式の2つの方法があります。今回のエントリーではそのうち「登録方式」についての内容です。
まずこ登録方式による納税手続きには国税庁の提供するe-Taxのソフトウェアを予めパソコンにインストールする必要があります。 このソフトウェアはこの納税手続のほか、国税に関する申請、申告をインターネット上で簡単に行うことができる非常に優れたソフトウェアなので、 まずはダウンロードしておくことをお勧めします。
まずは、e-Taxを起動します。
【STEP1】「納付情報登録依頼」をクリックします。
【STEP2】新規作成をクリックします。
【STEP3】申告・申請等名に適当な手続き名を入力してOKをクリックします。
【STEP4】納付情報登録画面で、提出先税務署、住所、税目、納付税額などの必要事項を入力します。
【STEP5】作成完了をクリックします。
【STEP6】送信をクリックします。
【STEP7】再度、送信をクリックします。
【STEP8】データを選択して、送信をクリックします。
【STEP9】OKをクリックします。
e-Taxのソフトウェアをダウンロードして、簡単な手続きで電子納税が始められるので、納税のために金融機関に出向くのが面倒と思われている方は是非トライしてみてはいかがでしょうか。
追記:登録方式では、源泉所得税(自主納税分)を除く全税目の納税が可能です。そのほか、本税に加えて、附帯税(加算税、延滞税等)についても電子納税が可能です。
追記:e-Taxを利用した登録方式では、電子署名は不要です。なので、カードリーダーの準備や電子証明書の取得の必要もありません。