【2016年10月27日 |
カテゴリー:IT仕事術 |
松田税理士事務所
】
税理士が顧問先を訪問した際に、必ず行う業務のひとつに会計処理が適正であるかどうかを確認することに関連して、原始資料の確認とその回収業務があるかと思います。
特に税理士事務所で入力をしている場合は、足りない資料の回収であったり、また、要確認事項については、その根拠となる資料を確認する必要があります。そして、それらいずれの場合においても、その場で確認するだけではなく、税理士事務所にもその資料を保管しておきたいですね。
資料を事務所に持ち帰る場合は、わざわざ資料を預かって、後日郵送で返却する場合もあるかもしれませんが、通常は、面倒でそのような方法はとらないかと思います。通常は、その場でお客様にコピーを頼むか、「あとでメールかFAXで送ってください。」という方法ではないでしょうか。
【2016年10月21日 |
カテゴリー:映画鑑賞 |
松田税理士事務所
】
先週末、ジャック・オーディアール監督の「ディーパンの戦い」をitunesで購入して観ました。移民問題を扱った作品で、第68回カンヌ国際映画祭のパルムドールを受賞しました。日本では2015年の上映作品です。他に彼の作品では「君と歩く世界」を観たことがあります。どちらかというと、衝撃的でインパクトのある作品を手がける監督という印象です。パルムドールを受賞した過去の作品は必ず観てきたのですが、今年はいろいろと忙しく、やっとこのタイミングで観ることができました。
生まれ育った国を紛争等で出て行かざるをえないという事実は、平和な日本で暮らしている自分にとっては、頭ではわかってはいるものの、こうして映画で観ていると改めて衝撃を受けました。祖国を離れ、移民先の国でも、満足に学校に行くことさえ出来ない子どもたち、大人たちも言葉の問題で働き口さえ見つけられず、路上で違法な物売りをせざるをないという現実。たとえ、働き口を見つけれたとしても、(この映画では)麻薬売人に占拠された劣悪マンションの管理人とその売人の世話をするという仕事でした。移民として他国で生きているこということが、どれだけ困難なことであるかということが、この映画を見るだけでも十分に理解することができました。
そしてこの映画のもうひとつの主題は家族愛です。偽装家族として内戦中のスリランカを脱出して、安住の地を求め、フランスという外国の地で奮闘する他人同士が、祖国を離れ、慣れない外国で同じ時間、経験を共有することによって新たな関係性が生まれ、それがやがて家族になる過程も詳細に描かれていました。
現在のフランスでは、移民2世や3世、新たな移民、そしてフランスで生まれ育った人たちのメルティング・ポットと化しています。そして、それらの人たちの間には、決して取り払うことの出来ない大きな壁があるのだと感じました。
映画のロケ地は、パリ郊外イル=ド=フランス地域圏のイヴリーヌ県の都市、ポワシー(poissy)という小さな街。また、パリといっても世界遺産に指定されている中心地を少し離れるだけで、本当に危険な地域がたくさんあります。現在も、パリ市内に多くの移民が路上で暮らし、北部カレーの街ではイギリスへ向かおうとする移民たちのキャンプがあります。「ディーパンの戦い」を観ると、新たなフランスの側面を知ることができるかもしれません。
【2016年10月13日 |
カテゴリー:お知らせ |
松田税理士事務所
】
ついに、というかやっとブログソフトをMovableTypeからWordPressに移行しました。移行しようと決めたのが今年のお盆過ぎ。
まずは、ブログのテーマをどうするか考えました。WordPressは魅力的なテーマが豊富であるというのがメリットのひとつです。「WordPress テーマ」で検索すると無料、有料のびっくりするくらい多くのテーマが出てきました。そこでいいなと思ったテーマ「アルバトロス」か「simplicity」にしようと決めました。が、どうもしっくりきません。非常に優れたデザインなのですが、どちらも超有名テーマゆえ、使っている人が多過ぎました。それに、長年MovabkeTypeを使っているせいか、いかにもブロガー御用達という感じがするのも気になりました。最終的に長年使っていて愛着のあるMovabkeTypeのテーマをそのままWordPressに移植することにしました。(*結局、自作テーマは欠陥が見つかり、simplicityを使用させて頂いています。追記:2016/10/15)
テーマの移植に関しては、書籍を購入して、WordPressの自作テーマを作成する方法を学ぶ必要がありました。これは非常に面倒だったのですが、これをやったおかげでWordPressの構成やシステムを理解できたのでよかったと思っています。
MovableTypeからWordPressへ移行しようと思った理由
やはり一番の理由はMovableTypeのサポート期限が切れていたことによるセキュリティ面の問題です。私がMovableTypeのライセンスを購入したのが2010年。ちょうどMovableType5.0がリリースされたタイミングでした。価格は105,000円。しかし、2013年にMovableType6.0がリリースされ、MovableType5.0のセキュリティアップデートが昨年2015年の9月に停止してしまいました。
その他、使用していたプラグインの不具合、サーバー会社からも旧バージョンのMovableTypeを利用をやめるように連絡がきていました。そして、Googleの検索結果順位にもスマフォサイトがあるかどうかが考慮されるようになったことも移行する原因になりました。一応、スマフォサイトはあったのですが、PCサイトとスマフォサイトの切り替えがうまくいかなくなっていました。その為、スマフォサイトの順位がPCのそれに比べて低かったのです。