東日本大地震の影響はまだまだ落ち着くこともなく、未だ予断を許さない状況が続いています。一方、各方面で義援金の提供が行われています。
当事務所では、お客さんから寄付金控除について、いろいろと聞かれることが多かったので、この機に「寄付金控除」について書いてみたいと思います。今回は法人でなく個人の方が寄付金を行った際の税制上の取り扱いについて書いてみたいと思います。
寄付金控除とは
今回の地震で個人が寄付をした場合の具体的な取り扱いですが、「寄付金を行った人の、その年の(ここでは平成23年です。)総所得金額の40%を限度として、寄付金から2千円を控除した金額が、寄付金控除の対象となります。
例として、10000円の寄付をした場合は、
10000円ー2000円=8000円となり、この8000円が寄付金控除の対象金額になります。
この度の東日本大地震の被害に遭われました皆様に、心よりお見舞い申し上げます。
津波にのみ込まれ亡くなられた方々の魂が安らかに眠りますように。
自宅を失われ避難生活を強いられている方々に、少しでも早く必要な支援物資が届きますように。
テレビをつける度に、本当に現実のものとは思えないほど信じられない光景が飛び込んできています。
大阪の暖かい部屋でこのブログを書いている現在も、東北の人たちは1枚の毛布を皆で分け合ってひとつになり、決して熟睡できるわけではない凍えそうな環境の中で 必死になって今日も生きているのです。
「生きているだけで、もうそれでいい」と泣きながらいった避難生活の女性の言葉が胸に突き刺さりました。
【2011年3月4日 |
カテゴリー:ITで経理合理化 |
松田税理士事務所
】
では、前回に引き続き、e-Tax(電子申告)で確定申告するためのアドバイスを書いていきたいと思います。
今回は、電子証明書の登録から確定申告書の作成画面までの手順をご説明していきます。
まずは、住民基本台帳カードをセットした状態で、パソコンにICカードリーダライタを繋しでください。
では、スタートです。
【STEP1】e-TaxのTOPページの左上部分の「さあ!ネットで申告 e-Tax」をクリックします。
【STEP2】「申告書等の作成を開始される方」をクリックします。