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事務所内データのバックアップ環境について考えてみました。


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つい先日、事務所に設置している外付けのLANハードディスク(NASと言われてるものですね。)が立ち上がらなくなりました。このHDDには主にお客さんの帳簿ファイルや、事務所の文書ファイル、エクセルファイルなんかを入れており、非常に重要なHDDです。かなり焦ったのですが、メーカーのサポートセンターに電話し、なんとか立ち上がったのですが、このことで、再度、事務所内のデータのバックアップ環境について考えてみました。

 

この立ち上がらなくなった外付けのLANハードディスクは、いわゆるRAID構成はなく、HDD1機のみで動いており、そのHDDが故障すれば全データが無くなってしますという環境です。(非常に危険ですね。)

そこでHDD1期ではなく、HDDが複数あるRAID構成の外付けLANハードディスク(NAS)の購入を検討してたのですが、どうもWindows Home Serverが良さそうな感じ。

 

Windows Home ServerはNASではなく、サーバー機です。NASとサーバー機の違いは説明すると長くなるので省略しますが、この写真のAcerのWindows Home Serverは非常に設定が簡単でした。また、実際の運用もサーバーのことを知らない人でも可能だと感じました。実際、私は、サーバーを聞くと非常に高度な専門知識がないと設定、運用は無理だと思っていたのですが、この製品は、手順に従って進んでいくだけで、誰でも運用できる商品だと感じました。

 

このWindows Home Serverの特徴は、

 

  • 1.ファイルの共有(これはNASでもできますね。)
  • 2.パソコン本体の自動バックアップ(これが、Windows Home Serverの最大の特徴ですね。)
  • 3.外出先からのサーバーへのアクセス(これもNASでも出来ますね。)
  • 4.HDDを複数設置することでのRAID構成(厳密に言うとRAID構成ではないのですが、要はHDDが一つ故障しても他のHDDにバックアップされてるので大丈夫だということです。)
  • 5.設定、運用が簡単(これもWindows Home Serverの特徴ですね。)

 

他にも、USBメモリーの高速バックアップや、MacのTimeMachineのバックアップ先に指定可能などNASではできない盛りだくさんの運用が可能なんです。価格もHDD3機プリインストールタイプで約5万円と、同タイプのNASに比べても非常にリーズナブルと思います。

 

会社内のファイルのバックアップ等でどの製品にしようかと悩まれている方、一度Windows Home Serveを検討されるのもいいのではないでしょうか。

 


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