職住近接

【2010年4月21日 | カテゴリー:税理士業務日誌 | 松田税理士事務所 】


 「なぜ大阪市内ではなく、箕面市で開業したのですか?」約4年前に開業した直後なんかは、よくこの質問をされることが多かったです。

大阪市内から見ると「箕面市」はずいぶんと遠くにあるというイメージなのだそうです。

 

なぜ大阪市内ではなく、箕面市で開業したかと一番大きな理由は、「片道小1時間かけてまで電車通勤したくない」と思ったからなのです。

開業直後なんかは暇なのですが、徐々にお客さんが増えるにつれ非常に仕事が忙しくなります。そうなると1日の中でも1分1秒が惜しいという状況になり、確定申告等の繁忙期では、特にその傾向が顕著になります。

 

私は千里中央駅の近くに住んでいるのですが、大阪市内だとdoor to doorで片道45〜50分弱かかります。そのような状況の中で、悠長に(ラッシュアワーで通勤している方に怒られるかも知れませんが。)片道一時間弱、往復約2時間もかけて通勤などとてもしてられないのです。通勤にかける時間があるなら、その時間を仕事に充てたいのです。その分早く家に帰ることだって出来ます。(また当然ですが、起業すると通勤定期代も残業代も誰も出してはくれません。)

1日24時間をいかに効率よく使うかを考えると、必然的に「職住近接」になってしますのです。 

 

では、通勤にかかる時間を就労時間に換算して考えてみますと、、、

 

片道1時間だと、往復で2時間。1ヶ月平均20日働くとして、1ヶ月に通勤に40時間要している計算になります。1年は12ヶ月なので、1年間に通勤に要している時間は、40時間/1ヶ月×12ヶ月=480時間です。

 

1年間で480時間も通勤に費やしていることになるのです。ここで、就労時間に換算してみます。1日8時間働くとして、480時間÷8時間=60日です。つまり、1ヶ月平均20日働くとして、1日2時間の通勤にかけるかかけないかで、就労時間で1年間に約3ヶ月間の差が出てくることになります。さらに年単位に換算すると、1年で3ヶ月の差なので、10年だと30ヶ月の差が出てきます。つまり、10年間往復2時間の通勤をするかしないかで、30ヶ月÷12ヶ月=約2年6ヶ月の差が出てくるのです。往復2時間の通勤に費やしている人は、10年働くと2年6ヶ月は通勤に費やしている計算になります。

仮に30年換算すると、約7.5年!本当に凄いことですね。 なので究極は、自宅兼事務所でしょうか。

 

【地図はマウスでスクロール出来ます。】


事務所内データのバックアップ環境について考えてみました。

【2010年4月15日 | カテゴリー:税理士業務日誌 | 松田税理士事務所 】


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つい先日、事務所に設置している外付けのLANハードディスク(NASと言われてるものですね。)が立ち上がらなくなりました。このHDDには主にお客さんの帳簿ファイルや、事務所の文書ファイル、エクセルファイルなんかを入れており、非常に重要なHDDです。かなり焦ったのですが、メーカーのサポートセンターに電話し、なんとか立ち上がったのですが、このことで、再度、事務所内のデータのバックアップ環境について考えてみました。

 

この立ち上がらなくなった外付けのLANハードディスクは、いわゆるRAID構成はなく、HDD1機のみで動いており、そのHDDが故障すれば全データが無くなってしますという環境です。(非常に危険ですね。)

そこでHDD1期ではなく、HDDが複数あるRAID構成の外付けLANハードディスク(NAS)の購入を検討してたのですが、どうもWindows Home Serverが良さそうな感じ。

 

Windows Home ServerはNASではなく、サーバー機です。NASとサーバー機の違いは説明すると長くなるので省略しますが、この写真のAcerのWindows Home Serverは非常に設定が簡単でした。また、実際の運用もサーバーのことを知らない人でも可能だと感じました。実際、私は、サーバーを聞くと非常に高度な専門知識がないと設定、運用は無理だと思っていたのですが、この製品は、手順に従って進んでいくだけで、誰でも運用できる商品だと感じました。

 

このWindows Home Serverの特徴は、

 

  • 1.ファイルの共有(これはNASでもできますね。)
  • 2.パソコン本体の自動バックアップ(これが、Windows Home Serverの最大の特徴ですね。)
  • 3.外出先からのサーバーへのアクセス(これもNASでも出来ますね。)
  • 4.HDDを複数設置することでのRAID構成(厳密に言うとRAID構成ではないのですが、要はHDDが一つ故障しても他のHDDにバックアップされてるので大丈夫だということです。)
  • 5.設定、運用が簡単(これもWindows Home Serverの特徴ですね。)

 

他にも、USBメモリーの高速バックアップや、MacのTimeMachineのバックアップ先に指定可能などNASではできない盛りだくさんの運用が可能なんです。価格もHDD3機プリインストールタイプで約5万円と、同タイプのNASに比べても非常にリーズナブルと思います。

 

会社内のファイルのバックアップ等でどの製品にしようかと悩まれている方、一度Windows Home Serveを検討されるのもいいのではないでしょうか。

 




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