A&A会計が2016年2月1日をもって販売終了しました。




20160311
京都、二尊院

 先日、A&A会計の販売元であるエーアンドエー株式会社から、2016年2月1日をもってA&A会計の販売が終了されることが発表されました。また、サポートも2017年3月末日で停止されることも同時に発表されました。
Macユーザーにとっては、非常に使いやすい会計ソフトで、個人的にはとても残念な発表でした。
 
エーアンドエー株式会社は、VECTORWORKSというCADソフトの販売をメインの業務として事業活動している会社だったので、おそらくこういうこともあるだろうと予想はしていたのですが、思ったより早かったなというのが正直な感想です。主力業務に集中していくという経営判断は真っ当なことなので仕方のないことだと思います。
 では、今後Macユーザーは何で会計業務を行っていけばよいのでしょうか。いろいろと検討してみました。

1.MacにWindowsをインストールして弥生会計で会計業務を行う

 MacでWindowsのソフトを使用するには、BootCampを使ってWindowをインストールするか、 別途、仮想化ソフトを購入して、Windowを実行することになります。仮想化ソフトは、 VMware FusionやParallels Desktopが有名です。

 VMware FusionやParallels Desktopなどの仮想化ソフトは、他のMacのソフトと同時に起動するこが可能です。BootCampはApple純正のWindows実行ソフトです。仮想化ソフトとの大きな違いは、BootCampでは、一旦MacをシャットダウンしてWindowsを起動する必要があるということです。ただし、いずれの方法でも、Windowsの正規ライセンスは必要ですし、弥生会計などの会計ソフトも別途購入する必要があります。特に弥生会計は毎年のバージョンアップの必要もあります。

  まとめると、BootCampを使う方法では、Window正規ライセンスと会計ソフトを購入する必要があります。仮想化ソフトを使う方法では、それらに加えて、 VMware FusionやParallels Desktopなどの仮想化ソフトを購入する必要があります。

2.クラウド会計を使う。

  最近、よく話題になっているのがクラウド会計と呼ばれているツールです。有名なのは、MFクラウド会計freeeです。 すべてネット上で操作する会計ソフトです。クラウド会計の料金は、個人事業者は1ヶ月約980円、法人は、約1,980円の継続課金システムとなっているようです。
インターネット上のサービスなので、回線のスピードがその操作性にダイレクトに影響してきます。当然、インターネット回線につながっている時でしか使うことができません。 いつでも、どこでも会計業務をしたい層には向いていないかもしれません。また、毎月の継続課金なので、長期的にもそれなりのコストがかかってくることを考慮する必要があります。

 近々、MFクラウド会計やfreeeの特徴やその違いなどについてブログを書いてみたいと思っています。

3.他のMac会計ソフトを使う

 「Mac 会計ソフト」のキーワードでGoogle検索してみると、結構、Mac向けに会計ソフトが販売されていることが分かります。これらの体験版を使用して、使い勝手がいいのがあれば実際に使ってみるのもいいかもしれません。

 今回のA&A会計の件でも非常に痛感したのですが、その会計ソフトを未来永劫にわたって安心して使えるかどうかということが非常に重要になってきます。最も簡単に判断するには、それ(今回は会計ソフト)がその会社のメインの業務であるかどうかです。メインの業務であれば会社がなくならない限りは、販売もサポートも継続されます。そうでなければ、近い将来、主力業務に注力などの理由で、なくなることも予想せざるを得ないでしょう。

 A&A会計のサポートは、来年2017年の3月末日をもって終了されますが、それ以降は使うことができなくなるのでしょうか。実際に、エーアンドエー株式会社に聞いてみましたところ次のような回答を頂けました。

 「現在の最新OS(El Capitan)以前を使う限りにおいては、通常に使用可能です。」 また、「Macは毎年OSのバージョンアップがあるので、OSをバージョンアップすると不具合等の発生がある。」ということでした。

  もし、A&A会計を来年の4月以降も使い続けるということであれば、MacのOSをバージョンアップしないことです。また、消費税が予定通り10%に改正されれば、OSをバージョンアップしなくても、そもそも無理ということになります。まだ、1年あるのでじっくりと検討することをお勧めします。