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e-Tax(電子申告)で確定申告するためのアドバイス その1


 

 2月16日に確定申告が始まりましたね。確定申告の提出期限は3月15日です。

今年こそe-Taxで確定申告をしようと思って国税庁のHPへアクセスされた方も多いのではないでしょうか。

私も毎年、国税庁のHPにアクセスしてe-Taxの確定申告なんかの情報を見たりしています。しかし、国税庁のHPは情報が非常に多くてe-Taxするには何から始めて、どうすればいいのかさっぱりという方も多いのではないでしょうか。

 

 今回から数回に分けて、国税庁のHPからe-taxするに方法をブログ記事にしてみたいと思います。

【STEP1】住民基本台帳カードの取得と電子証明書の発行をします。

(既に住民基本台帳カードを持ってる人は、「* 住民基本台帳カードを持っている人」へ)

 
まずは、住民基本台帳カードを市役所で発行してもらいます。(大阪府豊中市の場合の説明です。他の市町村も概ね同じです。)
 
 
(1)郵送で住民基本台帳カードの発行申請をする場合
 
 こちらのページから申請書をダウンローし、申請書に必要事項を記入し郵送します。写真なしで良ければ、申請書のみを郵送。(写真ありの場合は、写真も必要。)
 
 
(2)代理人が窓口で住民基本台帳カードの発行申請をする場合
 
 代理人が申請するのであれば、委任状とその代理人の本人確認書類を持参し市役所の窓口で申請します。(写真ありの場合は、写真も必要。)
 
 
 上記、いずれの場合も、申請後1週間から10日ほどで住民基本台帳カードの発行が完了した旨の「通知書」が市役所から送られてきます。
 
この「通知書」を持参して住民基本台帳カードを受取りに行きます。この際に、免許書等の本人確認書類も必要になってきます。また電子証明書をICチップに埋め込んでもらう作業は、受け取ると同時に、窓口で申請することで完了します。(10分ほどかかるようです。)
 
 申請先は本庁でも出張所でもOKのようですが、申請場所と受取場所が同一でなければならないので、予めどこで受け取りをするのか決めてから、その場所に申請(郵送)することが必要のようです。
 
(例えば、新千里出張所で受け取りたかったら、申請書の郵送先も新千里出張所にします。) また住民基本台帳カードの受け取りは本人のみとなっています。
 
 
住民基本台帳カードのICチップの中に電子証明書が埋め込まれたら、電子証明書の取得完了です。なお、手数料は500円です。 
 
 
【*住民基本台帳カードを持っている人】
 
 すでに、住民基本台帳カードを持っている人は、住民基本台帳カードと本人確認書類を持参の上、直接、市役所の窓口に行き、住民基本台帳カードのICチップに電子証明書を埋め込んで電子証明書を発行してもらいます。
窓口が空いていれば、10分ほどで完了。
 
 
 2月は土曜日も対応しているようです。役所は平日の5時15分で閉庁してしまうので、平日日中働いている人は土曜日に受け取りに行くことになります。
 
 
【STEP2】]ICカードリーダーライタの購入
 
 ICカードリーダーライタに関しては、それが電子証明書に対応していれば何でもOKです。ちなみに私はソニーのRC-S370を利用しています。これはe-Tax以外のサービスにも対応しており便利でお薦めです。
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 購入後、ICカードリーダーライタのドライバをパソコンにインストールします。通常は、ICカードリーダーライタに付属されています。インストール後は、パソコンがICカードリーダーライタを認識しているか確認してください。
 
その2に続く
 

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